fc2ブログ

読書日記その76 「たねやの心」

CIMG4560.jpg

     「たねやの心」 山本徳次 著

前回「商いはたねやに訊け」を読んで感銘を受けてこち
らの本も読みました。

こちらの本も前回同様、大きくわけて2部構成になって
ます。

前半は山本徳次CEOが現在の世の中の状況に対しての言
葉や、今の若者についての言葉がまとめられてます。

そして後半は、たねやのバイブル「末廣正統苑(すえひ
ろしょうとうえん)」について語ってまして、後半のほ
うが読み応えがあります。




人が一番幸せに思う瞬間は、周囲の人々や物事に感謝す
る心を持った自分の存在を知る時。

そして自分だけのためではなく、他人のために何か力に
なることができたら、これもまた人としてのおおきな幸
せ。

急がず、休まず、こつこつと。

喜怒哀楽という感情のエネルギーを、起努愛楽という積
極的な思いに高めていこうという意欲をもつ。

商いは常に命がけのもの。だからお客様というものは自
分の命の恩人のようなもの。

他人に対する義理が先。利益は後。

正直、感謝、努力、倹約、親切、そしてこっそりと人知
れず徳行を積むこと。

商いというのはお金儲けということではなく、社会的な
ひろがり、または社会性ということを大事に持ち続ける
ことが大切。

商いという行為は、福を分けるという心に尽きる。

とにかく商品は、手塩にかけて大切に大事に作ること。

尊敬の念をもつことこそ商人の心の芯。

正直にして感謝の心をもつことが、明日の商いに繋がっ
ていく。

全ての仕事、商いは工夫によって左右される。

いかに喜んでいただけるか。商いの真の心はただそれに
尽きる。

おごりたかぶり傲慢になったらおしまい。

他人が喜ぶ姿を見てそれを真に自分の喜びとすることが
できたら、商人として一人前。



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ポワルのほほえみ

Author:ポワルのほほえみ
ポワルのほほえみは亀田駅近くのおいしいシュークリームとロールケーキのお店です。

ポワルのほほえみHPへ

facebookはこちら

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード