読書日記その76 「記憶する技術」

「記憶する技術」 伊藤真 著
タイトルの記憶する技術やノウハウがたくさん載って
るかと思いきや、そう多くは載ってません。
受験生や今すぐにでも記憶力をアップしたい方よりも
生活の中で今よりも少しでも記憶力がアップしたほうが
いいなあ位の人にオススメです。
記憶力を高めるための日々の習慣だったり、考え方だっ
たりが記されてますが、後半は記憶力に自信のない人の
ほうが人生うまくいくと言ったり、挙句の果てには忘れ
る力が必要と言ったりと最後は人生論になっていくちょ
っと変わった本かもしれません。
記憶する技術において最も大事なのは「復習」
復習は「1時間以内」か「寝る前の5分」
日常生活の中でも、人に話す練習をしていると耳から
の記憶力が鍛えられる。
一日をふりかえること
記憶力を減退させる一番の敵は、ものぐさ。
記憶とは量ではない。生き方である。
何でもかんでも覚えていればいいというものではない。
自分にとって意味のない記憶は消去していく。
嫌なことはひきずっていても、まったく価値がない。時
間の浪費である。人生にとって忘れることは重要。
いい記憶をたくさん蓄えることによって、いい人間になる。