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読書日記 その3 「同じモノを売っているのに、儲かっている会社、儲かっていない会社」

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「同じモノを売っているのに、
儲かっている会社、儲かっていない会社」 金子智朗 著


「売上を生み出すのは顧客です」
最近、ドラッカーがもてはやされてるせいか
何度も目にしたり聞いたりする言葉です。
我々職人が陥り易いパターンが
美味しいお菓子をつくれば売れるという固定観念です。
その美味しいという基準は結局作り手であって
お客様に認めてもらえなければ意味がありません。
「製品が顧客に認められて売上を生み出す」のです。

独りよがりのサービス

顧客不在の発想

いいものを作ってさえいれば売れるの誤解

売り手の勝手な思い込み

......などなど色々な固定観念があります。
常識はそれほど常識ではありません。
もっと顧客に耳を傾け、自分の頭で考える事が重要です。
そして、狭い意味での「物作り」だけでなく
もっと製品企画、マーケティング、ブランド戦略を
考えないといけません。

物があふれかえっている現代
顧客開拓型マーケティングから顧客維持型マーケティングへ
シフトしました。もう安売りや広告宣伝だけでは
利益が取れない時代です。目指すは顧客価値を高める事です。

コスト意識を高めてもコストは下がりません。
何でもかんでも削減してたら、売上の源泉まだ失くします。
まず固定費の管理が重要です。大量生産による固定費低減は
ウチような個人店ではあてはまりません。結局総コストでは
上がってしまいます。キャパシティを徹底的に使うのも
ひとつのコスト削減です。同じ固定費で目いっぱい
キャパシィティを使い倒せば(稼働率の上昇)利益に
つながります。

従業員満足度も大事です。
顧客満足度は従業員満足度から生まれます。
従業員満足度は生産性を高めます。

あとは社長の行動力で会社は変わります。

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