読書日記 その2 「憂鬱でなければ仕事じゃない」

「憂鬱でなければ仕事じゃない」 見城徹、藤田晋 著
とても読みやすく、映画の待ち時間などに最適の本でした。
本を読み慣れてる方だと1日で読めそうです。
とても男くさい本で、いくつかドキッとする言葉がありました。
「頑張ってるな」と言われてるうちは勝てない。
同じ土俵の中から聞こえてくる余裕の言葉だから。
「とんでもない奴だ。」「訳がわからない。」と言われて
はじめて勝利の道が開ける。
仕事がスムーズに進んでいる時は、むしろ疑うべき。
群れることから成功は生まれない。
苦境こそ覚悟を決める一番のチャンス。
圧倒的な努力は岩をも通す。
圧倒的努力とは人が寝てるときに寝ない事、
人が休んでる時に休まない事
そして、どこから手をつけていいかわからない膨大なものに
手をつけ最後までやり通す事だ。
光文社のスタートは31冊、僕は単純にその倍の
62冊でスタートさせた。挑戦者はそれぐらいふてぶてしくていい。
会社も自分も成長しなければ、死んだも同然。
楽な仕事など、たいした成果は得られない。
憂鬱こそが黄金を生む。苦難と情熱はワンセット。
上場する時は周囲から大反対を受けました。
しかし、慣例に従ってたり、常識にとらわれてたりしたら
新しいことは起こせません。
20代のボクはとてもギラギラしてまして、
野望と野心と夢や目標でいっぱいでした。
しかし、最近はどうも昔のような心が薄れてる気がして.....
見城社長が幻冬舎を立ち上げたのは42歳。
ボクは40歳、まだまだ挑戦者でいられる年齢です。
そんなボクに、忘れかけていた精神を思い起こさせてくれた
とても刺激的な1冊でした。
(スミマセン.....男くさい内容で.......
