映画日記その146 「風に立つライオン」

「風に立つライオン」
島田航一郎(大沢たかお)は勤めている大学病院からケニアの研究施設へ派遣されることに。
そこで目にした凄惨(せいさん)な環境に医師としての使命を感じ、同病院への転籍を決める。
忙しい日々を送る状況で、ンドゥングという心と体に傷を負った少年兵と出会うが……。
この映画は大沢たかおの演技に限る!素晴らしい!
ストーリーもベタで特に涙を流すほどの感動もないのですが、大沢たかおの演技がこの映画を面白くさせているように感じます。
個人的な観点ですが、歴史物の映画の大沢たかおは違和感があってあまり好きではなかったのですが、本作品はハマり役!
っていうか、この作品は大沢たかおが映画化を熱望してたそうです。
観る人の立場や環境によって評価は分かれると思います。
若い人やあまり子供たちと接する事のない人には本作品はあまり響かないでしょう。
しかし年に数回小学校の授業で喋ったり、「夢ケーキ」で子供たちと接したりしてるボクにとっては、主人公島田航一郎先生には学ぶ点が多くちょっと憧れてしまいます。
戦闘で心に傷を負った子供たちにたくさん声掛けをして、いつも笑顔で勇気と安心を与える島田先生。
映画の出来としてはツッコミ所はたくさんあるのですが、大沢たかおの熱演で全て帳消し。
ボクも島田先生のようになりたいと思いました。。。
って、すぐ影響されるワタクシ......



