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読書日記その275  「五郎治殿御始末」



     「五郎治殿御始末」  浅田次郎 著

幕末明治維新の激動期に生きた侍たちの物語短編集。

その中の一篇である「柘榴坂の仇討」が映画化され、なかなか面白かったので原作も読みました(^^)

6篇の短編集で全て明治維新による武士の時代の終焉、そして時代に取り残される侍たちを描いてます。

歴史の教科書では明治維新は新しい時代の幕開けとしてどこか明るい希望のような印象がありますが、現実は生活全てが変わり新しい時代についていけず、戸惑いをみせ昔を引きずりながら生きる武士や庶民の姿があります。

廃藩置県、廃刀令、地租改正、四民平等、西洋暦の導入などなど

武士は刀を取り上げられたり、現代では当たり前の日付や時間が理解できなかったりと、武士や庶民は新しい政府に不満をみせます。

剣術も役に立たなくなり武士としての誇りも全てなくなってしまいます。

本書を読んでるとそんな時代を肌で感じる思いがします(^^)

フィクションではありますが、明治維新を生きた最後の侍たちの現実をえぐるように描いたとても面白い短編集でした(^^)

歴史って実に面白い!





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