三方良し♪
読書日記その318 「うまくいっている人の考え方」
読書日記その317 「壬生義士伝 上」
読書日記その316 「舟を編む」

「舟を編む」 三浦しをん 著
初、三浦しをんさん。。。
そんなに深く掘り下げられてる小説でないので軽く読めます(^^)
ボクは人間の心情を深くえぐるように描かれた小説が好きなので、その点ではちょっと消化不良…
女性作家の作品はやはり女性向きの作品になるのでしょうか。
うだつの上がらないお荷物社員の馬締くんが辞書編集部に移ったら少しずつ力を発揮していき、ついには主任としてチームを引っ張り「大渡海」を完成させます。
人には適材適所というものがあり、今現在なかなか力を発揮できてないスタッフがいても、もしかしたら別の環境におくと違う能力を発揮し新たな可能性が生まれるのでは…ということを考えさせられました。
先日、何十社と面接しては落ちて就職ができずとうとう学校を卒業してから3年以上働いてない、今までアルバイトもした事がないという男の子が配達のアルバイトの面接に来ました。
本書を読んだ後に彼を見たら、
もしかしたらそんな彼でも何かのきっかけがあればちゃんと社会にとけ込めるようになるのでは…
と考え採用しました(^^)
もしかしたらボクが本書を読んだのは彼のためだったのかもしれないと考えるようになり、
人生初めて「働く」という経験をしている彼を温かく見守っていこうと思いました(^^)
ちょっと話がそれましてスミマセン…ははは
