ホワイトデーありがとうございました!

今年のホワイトデーは土曜日ということで、もう人!人!人!
売場もバタバタ!厨房もバタバタ!配達もバタバタ!
とても忙しいホワイトデーでした。
好調だったバレンタインデーと連動してか、お陰さまでホワイトデーも大忙し

よって今のところ2月に続き3月も好調に推移しております。
う~~ん、嬉し。。。好調と断言できるのはなんか久しぶり。。。
スタッフは大変だろうけど......

これも毎日ご来店されるお客様と、毎日頑張ってくれるスタッフのお陰です。
ありがとうございました!


写真はケーキの飾りに使ってるマカロンで、ホワイトデーには関係ありません.....
あまりの忙しさで写真撮り忘れました......
いつもの事ですが.......

好調「いちごトリュフ」♪
読書日記その300 「燃えよ剣 上」

「燃えよ剣 上」
新選組副長、土方歳三の生涯を描いた小説。
上巻は武州石田村の百姓期から天然理心流近藤道場期、浪士組、新選組結成、池田屋ノ変、伊東甲子太郎入隊。
本書から土方歳三の組織作りや軍師としての才を感じるとともに、土方がいたからこその新選組であった事がよく解ります。
新選組を厳しい規律でまとめ隊中全ての不満や憎しみを一身にかぶり、そして近藤局長を持ち上げ神仏の座に置き隊士の信を局長に集める。
近藤局長にも、奢らず乱れず天下の武士のかがみであるよう要求する。
そして新選組を最強の浪士集団へと作り上げていきます。
しかし新選組は土方だけの力で最強の組織ができたかと言えばそうではありません。
近藤勇の人徳も大きいと感じます。
そもそも土方が近藤を男にしたいという強い信念を抱けたのも近藤に人徳があったからこそです。
近藤勇は大らかでどこか抜けてるところがありながらも、池田屋ノ変ではたった7、8人で長州勢に斬り込む常人はずれのところがあり、人望を集める気質があります。
それは新選組の心を一つにまとめ上げる力でもあります。
やはり近藤があっての土方であり、土方があっての近藤だったのではと強く感じました。
土方と沖田の掛け合いも仲の良さが滲みでてますし、斎藤、永倉、原田、平助、山南、源さん、そして芹沢鴨、伊東甲子太郎と大河ドラマで観たお馴染みのメンバーが登場してとても面白い!
さあ!下巻へ!!
映画日記145 「アメリカン・スナイパー」

「アメリカン・スナイパー」
アメリカ軍で最も強い狙撃手と呼ばれた、クリス・カイルの自叙伝を実写化したドラマ。
イラク戦争に出征したアメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズの隊員クリス・カイル(ブラッドリー・クーパー)。
スナイパーである彼は仲間たちを徹底的に援護する。
人並み外れた狙撃の精度からレジェンドと称されるが、その一方で反乱軍に賞金を懸けられてしまう。
4回にわたってイラクに送られたクリスは心に深い傷を負ってしまう。
実話を基にした映画です。
実話が基なので描写に限界があるのでしょうが、主人公クリスの心理的描写がちょっと物足りないような…
クリスを通して戦争の大義を描きたいのか、PTSDでの苦悩を描きたいのか、単なる友の復讐劇なのか、全部の要素が均一に含まれてるので結局何を描きたいかが散漫になってる印象で、多くの方々が絶賛してるのですがボク的にはまあまあでした(^^)
クリスは当初は自分は「家族を守るため」「国を守るため」に戦争に行くと語ってました。
しかし4回目の派遣で非常に危険な状況に陥り、死に直面する体験をします。
そこでクリスはアメリカ軍を辞める決意をします。
「家族を守るため」に戦争に行くのが正しい選択なのか、同じ「家族を守るため」に軍を辞めるのが正しい選択なのか....
彼は苦悩するのですがそのあたりの心理的描写が非常に弱い!
辞めてからのPTSDで苦しむ描写もこれも弱い。
自分は国を守るため、そして平和を守るために悪を殺してきた。
悪と見なしたら女性や子供も殺した。
悪の敵にも凄腕のスナイパーがいた。
そのスナイパーに自分の友が殺された。
だから友のかたきを討った。
しかしそのスナイパーはオリンピック金メダル選手で祖国では英雄。
その英雄は祖国のためにスナイパーとしてアメリカ軍を殺した。
ということはその敵のスナイパーも自分も同じ境遇?
自分が殺した敵は本当に悪?
敵からしたら自分はどんな存在?
自分が悪?
自分は自分が敵を悪だと思ったと同じく自分も悪だったのか?
といったところの心理的描写をもっともっとえぐるように描いてほしかったです。
じゃあ、お前映画作れよって言われても作れないんですけどね......
ただボクは人とズレてる所があるので、きっと皆さんは良い作品だと感じると思います…ははは(;゜∀゜)


