読書日記その117 「たねやのあんこ」

「たねやのあんこ」 山本徳次 著
たねやの山本徳次会長の100の小言。
ボクもお客様が喜んでくださる独創的な商品を作り、一歩一歩
急がず慌てずスタッフと共に日々精進していこうと思いました。
社員とはやはり子供に接するように常に心していないといけない。
こうした社員が将来いざという時に自分を支えてくれる、会社を
支えてくれる。
この企業をどうするか、どう導いていくか、何がお客様の願いな
のかをより高い視点から考え、つかむことが大事。
お客様が喜んでくださる商品をどれだけつくり、納得して買って
いただけるか。そのために無駄を省き、無理や無茶をせず、順当
な商いをすること。
他人の開発した後を追いかけていくだけではダメ。
きっちりした会社をつくるためには、きついことも言い、厳しく
も指示して、やらせる必要がある。しかしそこに人情味があるか
どうか。「この人だったら少しくらい無理難題は聞いて頑張ろう」
と思い行動する社員を育てること。
社員を大事に思い、大切にする会社が伸びる。
40代は部下を鼓舞しながらも一緒やる行動力。
50代は判断力。
「この世に中、そんなに面白いもんじゃない」と思い始めた時か
ら老け始める。
面白がる精神、そして感性を持ち続けられるか、社運はそれにか
かっている。