
「効率よく結果を出す!プレイングマネジャー入門」
嶋津良智 著
ウチのような個人店で、商品も全て手作り、スタッフも数人、そして
ほとんどが20代前半だとなかなかマネジメントだけでは
お店がまわらなかったり、商品にバラツキがでたり......
マネジャーだけでも、プレイヤーだけでもダメ、
今現在のウチのお店の状況では両方こなさなくては
いけないんじゃないかと思います。でも少しだけ
マネジャーの方に気持ちを重く持ちます。そして
スタッフの成長を促します。
良いリーダーとは、「正義感」と「人の役に立つ」という
二つの軸から成り、強い使命感を持ち、先読みして
周囲とコミュニケーションプロセスを通して肯定的影響力
を与えながら次なる流れを自ら作り出せる人。
良いマネジャーとは、経営資源(人、物、金、情報、時間)
を最大限に開発活用して目標達成できる人。
よって良い組織とは、良いリーダー、良いマネジャーの
両方の資質がある組織をいいます。
自分の実績をあげながらスタッフを育て、チーム全体の業績を上げる。
どんなに高い能力を持っていても、人格がゼロならば成果もゼロ。
プレイングマネジャーは笑顔を絶やさない事。
自分の実績を必要以上に上げることは、
知らないうちに、スタッフを潰します。
組織を円滑に運営するうえでスタッフとのコミュニケーションは
重要です。勤務時間の60%をスタッフとのコミュニケーションに。
伝えるべき事、理解してもらいたい事は誰にでもわかる言葉で
繰り返し繰り返し言い続ける。スタッフと思いや考えを共有
できれば、組織全体の理念となります。
スタッフを育成することが、一番大切な仕事。
自分の普通とスタッフの普通は違う。
究極の仕事は自分の仕事を減らすこと。
スタッフに権限を委譲し、ある程度のことは各自で判断できる
環境をつくること。
効率を上げるうえで大切なのは準備。準備8割、本番2割。
スタッフに目標を伝える時は同時に理由も説明し
仕事をがんばる動機づけをしてあげることが大切。
以前の自分は俄然プレイヤーでやってました。しかし最近は
恥ずかしながら体力の衰えを感じ、なるべくスタッフに
やってもらう方向にシフトしてます。スタッフみんなが
責任とやる気を持って、ボクと気持ちが共有できれば
最高ですネ。。。