大河日記その4 「篤姫」48、49、最終話

「篤姫」48、49、最終話
江戸城無血開城。
かつて天璋院にあてられた斉彬の書状が西郷の心を動かし、江戸城無血開城が成立。
100万人を越える世界でも最大規模の人口都市江戸での戦火を免れます。
斉彬の書状によっての成果である事を称えあう勝と天璋院(篤姫)の二人の会話で勝は
「世に比類なき御方は何か確かなものを後に残し、そしてそれが心ある人を大きく動かす。」
斉彬のような大きな事を成さなくても、自分も自分なりに何か人の役に立つような、そして人の心に残るような事をやり遂げたい、そんな事を改めて考えました(^^)
そして大奥での天璋院の男前な言葉。
「大奥はまもなくこの世から消え失せる。
皆の身は最後の一人に至るまで私が一身をもって取り計らう。」
「遺したいのは城でも家でもなく徳川の心じゃ。」
「大奥が消えようとも、その心を、生き方を誇りを持って世の中に子々孫々へ伝えていってもらいたい」
跡継ぎのないポワルはいずれこの世から消える日が来るでしょう(笑)
それまでに一人でも多くの子供たちの心に、思い出にポワルとして何かしら遺せたら・・・
常々考えてる事なのですが、
子供たちの思い出のワンシーンにポワルのケーキが少しでも拘われたら、と思ってます♪
病に倒れた小松帯刀は最期に
「楽しい人生を送ることが出来た。
様々な人に逢い、様々な事を成し遂げられた。
素晴らしい日々だった。」
と口にして息を引きとります。
自分も是非ともこのような後悔のない一生を送り、そして人に感謝をして人生を終えたいものです(笑)
これで全50話観終えました!
ボクの勝手な解釈ですが、このドラマのキーワードは3つ。
「家族」「生きる」「遺す」
女性視点から描いた女性のためのドラマではありますが、しかしこの3つのキーワードからも、決して女性だけの価値観でなく現代の全ての価値観に通じるものがあると感じました(^^)
まあしかし恐らく血の気の多い大河ドラマファンには物足りないものがあったでしょう・・・ははは

歴史って実に面白い!
