まだまだ降ります....... そして「12月23,24,25日のクリスマス期間に関して」
読書日記その323 「逆境を越えて 宅急便の父 小倉昌男伝」

「逆境を越えて 宅急便の父 小倉昌男伝」
これはよく書かれてます(^^)
小倉昌男氏の本は多く出版されてますが、その中でも上の方では。
後発なので致し方ありませんが、やはり内容が重複してたりします。
しかし同じ内容でもより突っ込んだ事が書かれてたりするので、クロネコヤマトや小倉昌男氏に興味のある方は一読の価値はあるように思います。
「新しい業態」「新しい市場」を切り開いた小倉氏には本当に感服しますし本当に尊敬します。
今では当たり前の宅配事業は当時は儲かるわけがないというのが常識でした。
しかし小倉氏だけが宅配事業はビジネスとして成り立つのではと考えます。
物事にはメリットとデメリットの二つが必ずあります。
人間というのは常識というものにはメリットばかり目が行きデメリットになかなか気づきません。
逆に非常識と言われるものにはデメリットにばかり目が行くので、だから非常識と言われて敬遠されます。
しかし小倉氏はあえて常識を疑い、非常識と言われるもののメリットを探っていきます。
そして74年頃から宅配事業の可能性を真剣に考え始め検証に検証を重ね、76年に満を持して本格的に事業としてスタートさせます。
それまで運送業にマーケティングという概念はありませんでした。
しかし小倉氏は宅配事業を始めるに当たり、それまでの運送業になかったマーケティングという概念を取り込みます。
最初はなかなか認知されず苦しい時期もあったようですが、小倉氏の緻密なマーケティングが次第に功を奏し全国に宅配ネットワークを築き上げることになります。
人の役に立つサービスや商品は必ず成功する。
貢献、開拓、実行。
サービスが先、利益は後。
全員経営。
豊かな社会の実現。
小倉昌男氏の本は学ぶ事が実に多い!
ボクも「バースデーケーキ配達便!」を頑張ろうと思いました(^^)
それにしても小倉氏のこの手の本はたくさんあるのに、何故このタイミングでまた出版されたのだろうと思いましたが…
いいんです!
尊敬する小倉昌男氏の本はいくつあってもいいんです、はい!
読書日記その322 「覚悟さえ決めれば、たいていのことはできる」
読書日記その313 「ひとりぼっちを笑うな」

「ひとりぼっちを笑うな」 蛭子能収 著
蛭子さんはあんな感じですが(笑)、実は芸能人やテレビ局関係者に非常に評価が高いことをご存知でしょうか?
多くのお笑い芸人さんやテレビ関係者が蛭子さんを絶賛します。
素人の天然キャラは飽きられやすいのに蛭子さんは飽きない。
蛭子さんは敵を作らないから使う側からしても使いやすい。
などなど…
で、ボクが本書を読んで感じたのは、蛭子さんは自分のことを本当によく知っている!
そして自分の考えや信念をはっきり持っていて曲げない。
さらに一人を恐れない。
だからといって独りよがりなわけでなく、周りの人を気づかいそして謙虚。
蛭子能収なんて…って思ってたらそれは大きな間違いであることを本書を読むと知ることができます。
決して器用で要領が良いわけでないし、知慮ぶかいわけでも知識に長けてるわけでもありません。
ただ一つ、生き方がはっきりしていて誰が何と言おうと人様に迷惑を掛けない程度にブレない。
人間関係に疲れて悩んでる方は本書を読んでみるのも良いかもしれませんヨ(^^)